1. 設立の目的
近年、我が国における祭祀文化は、少子高齢化や都市化、ライフスタイルの変化により、多様な祭祀が行われるようになりました。
祭祀を主宰する祭祀主宰者においても、時代の変化と共に、被相続人、相続人の希望する祭祀に対応していかなければなりません。
そこで、私たちは、祭祀主宰者を専門とする相談業務や責任ある祭祀を行う団体が必要であると考え、「一般社団法人 日本祭祀主宰者協会」を設立するに至りました。
2. 当協会の使命
祭祀主宰者の実務
祭祀主宰者の育成と資格認定
祭祀主宰における専門知識の研究
3. 設立の背景と必要性
現代社会において、伝統的な祭祀の意義や役割が忘れられつつありますが、祭祀には人生儀礼や地域文化、先祖とのつながりを感じる重要な意味が込められています。
特に次の点において、祭祀主宰者の存在とその活動を支援する協会の必要性が高まっています。
伝統文化の継承:家庭や地域社会における祭祀文化の喪失を防ぎ、次世代への継承を行う。
人材育成の不足:祭祀を適切に主宰し、伝統を守る専門家の育成が急務となっている。
社会的ニーズへの対応:人々が心の拠り所を求める中、祭祀を通じた精神文化の再構築が求められている。
4. 主な事業内容
祭祀主宰者と祭祀主宰者の養成・研修・資格認定
祭祀文化の振興活動
祭祀の主宰に必要な知識や技術を学ぶ教育プログラムの開発・提供
認定資格制度の実施
伝統的な祭祀文化の調査・研究および情報発信
地域や家庭における祭祀の普及活動
相談・支援事業
2020年8月吉日
一般社団法人 日本祭祀主宰者協会
会長 大石華法